注意
- 表中薄字は下書き、未定事項です。
- 「数量」は1セットの制作に必要な最低数量で、予備を含みません。
- 部品によっては、複数個のパック単位での販売のため、「価格」欄はその最低必要パック数より計算しています。
マイコンの選定について:
本体⇔パッドの通信プロトコルはSPI (Serial Peripheral Interface) と同様で、マイコン内蔵のインタフェースによるハードウェア処理が可能。電源電圧3.3Vでの動作保証周波数8MHzでも余裕があると判断したため。
(ATmega88Vの動作クロックは電源電圧5V、3.3Vともに最大10MHz)
プログラムメモリも4Kワードほどあれば十分であり、28Pin AVRで最も安く手に入るATmega88V-10PUでも性能的条件を満たす。
電源ICについて:
最大で40個前後のLEDを駆動する関係上、パッドコネクタの3V3ラインによる給電はできない。そのため、三端子レギュレータを使用して、PS2本体標準装備のUSB1.1端子より安定化した3.3Vを作る方法をとる。
三端子レギュレータの品種は複数入手時最安価となる NJU7223 (@50、500mA max.) でよい。念のため程度ではあるが、本体USBへの負荷から保護するため、USB-三端子レギュレータ間に遮断電流400mA程度のポリスイッチを併用する。
なお、USB電源の接続忘れ時は、自作回路のロジックに電源が供給されない。このときにもパッドコネクタから信号が伝送されるため、ラッチアップの危険がある。故障リスクを低減するため、パッドコネクタ-MCU間のすべての信号線に、10kΩ程度の電流制限抵抗を直列に接続する。
ANDゲートについて:
↑→の2ボタンは、ポプコンボタンとオプション基板上のタクトスイッチ両方より入力を受け付ける。これらのボタンについて、オプション基板上のタクトスイッチを押した場合にポプコンボタン内蔵LEDが点灯しないようにするため、双方の回路を独立させ、マイコンへの入力をANDゲートでまとめる。